介護GMの日常ブログ

認知症高齢者グループホームの施設長兼ゼネラルマネージャーしています。

施設入居時の初対面は恋愛の出会いと一緒

介護事業所の施設長兼ゼネラルマネージャーをしています。

 

今日の話は「職員さん、ちょっと間違っているその対応」です。

私はグループホームで働いていて、入居者の方は皆さん認知症という病気の利用者様です。

長年一緒にいた家族さえも「あんた誰やった?」みたいなこともあります。すぐ忘れてしまうことで違和感を感じ不安になる方がいます。

 

年に数名は退所があり、新たに入所される方がいらっしゃいます。

入所の相談があり、入居前に面談行くときはとても気をつけています。

 

訪問させていただくときは、本人は知らなくて家族は知ってる状態で、知らない人が訪問してきていろいろ聞くわけですから本人からしたらそれだけでも不安になります。

・入り口で本人さんから説教をくらいながらも、自己紹介し介護施設ということは言わず、普通の話をして帰ってきたこともあります。

・昔偉いさんだった方の家で、テーブルに本人さん・息子さん・施設職員2名でピリピリしながら面談したこともあります。

・病院に入院されている方は、「リハビリの為にうちの施設へ転院します。」と伝え、渋々来られる方が多いです。

 

本人はまだしっかりとされているところがあり、自分自身もおかしいなと感じている状態なんです。

そんなときの方が不安で、イライラや歩いて行ってしまったり、夜眠れなかったりご家族を悩ませます。

なんとか本人からも今の状況を説明し施設入所の了承を得るんですが、その時は「まぁしょうがないか。」と言ってくれます。

入居当日も施設内までは入って来られるんですが、やっぱり居心地が悪いんです。

そりゃそうです。自分の家が一番なんですから…。

 

ここからが本題

入所時よくある失敗パターンから説明します。

・施設入所で初日に介護士さんが名前知ってて呼ばれる。

・あっち一緒に行きましょっていきなり連れてかれる。

・急に手を握られ、「今日からよろしくお願いします。」って言われる。

・椅子に座らされ、ぽつーんとなる。

 

違和感だらけです。気づいてください。

よく認知症だからなんて言ってる人は残念。勉強しなおしです。

 

そんなに簡単には関係を築くことなんてできない。

相手に接近しすぎない。ここちよい間合いがあります。知らない人が数十センチの距離にいきなり入ってきたら気持ち悪いです。

私の名前知ってたらビックリします。おもてなしの心があるか。

急に手を握らない。よっぽどイケメンか美女であれば許されるかもしれません。

今日からお願いしますって言われても利用者様はお願いしてないから。「帰る」っていわれるでしょう。

 

どうしたらいいのか。

人と人との出会い

 

初めて好きになった人との会話思い出してください。

最初の会話が大切なんです。最初を怠るからその後の介護がうまくいかない。

まずご挨拶とっても大事。

相手の情報を知っていても本人の口から聴く。

お名前は?おうちはどこなんですか?お年はいくつですか?など

少しずつ本人の口から情報を聞きましょう。その話をしていると会話は広がり、楽しいうれしい。この人と話すのが心地よくなる。

自分のことも知ってもらう。

聴いてばかりではだめです。私の事も話しましょう。お互いに知ることが大切です。

自分と同じところは共感しましょう。「干支は何ですか?」「同じです。」とか住んでるところが近いから知っている人がいるとか。

身近な人だってわかると親近感がわくでしょう。

徐々に関係を近くしていく事ができれば大成功です。

名前は知らなくても、顔をみたら良い人か悪い人か判断できます。

 

身近に信頼がおける人がいてくれることは本人は安心することができます。

不安になって帰りたくなった時、「あの人はいるか?」って。他の職員ではなく私を呼んでくれる。

そして私の話なら聞いてくれるっていう関係になっていきます。

 

どうでしょう。信頼関係考えたことありますか?うまく伝わらず、命令して従わせようとしてませんか?

信頼関係ができてないから思うようにいかないって思いませんか?

そんな悪循環を生むくらいなら最初の関係づくりに力を注いだ方が、お互いに幸せな生活が送れる。必ずやってほしい。

 

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