介護GMの日常ブログ

認知症高齢者グループホームの施設長兼ゼネラルマネージャーしています。

オレンジさんぽ(徘徊)声掛け訓練

介護事業所の施設長兼ゼネラルマネージャーしてます。

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地域の認知症地域支援推進員やらせてもらっています。

 

認知症になった方の行方不明の話。

夕方町内の放送で特徴を放送してたり、聴いたことあると思います。

2018年の行方不明者の8割が70歳以上の方で、認知症行方不明者数は1万6927人。

6年連続で増加しています。500名ほどが亡くなられています。

何かしら事故にあうケースもあります。これからの季節は寒くなるので亡くなる確率も上がります。

 

今回のオレンジさんぽ声掛け訓練は、地域住民の方に、歩いている方で「おかしいな」って思ったらまず声をかけてもらうことを訓練としてやってもらいました。声をかけあえることが当たり前になればいいし、なんて声をかければいいかや対応はどうしたらいいか伝える機会になります。

実際は徘徊といっても認知症なのか散歩なのかわからない。

正直しっかりされれても認知症で捜索願が出てたなんてこともある。

介護されている家族は、行方不明者の捜索アプリやGPSの活用などいろいろ調べてやってるんですけど、地域の力も必要です。

意外と若い方から高齢者の年代の方まで、声掛けをしてくれてました。

 

課題としては、徘徊者っていう設定でも「私の家は○○町ですが、どっちですか?」って聞かれてすんなり方向教えちゃう方が多いのでもう少し話してもらえるとありがたいですとパンフレット等わたしてまわりました。

 

ここまでは報告と現状のお話。

認知症の活動について話してた時の会話が印象に残ったので書いてみます。

毎年、声掛け訓練のほかにも認知症啓発ウォークなど住民向けに啓発活動をしています。ただまだまだ参加者も同じメンバーという感じになります。いろいろ考えている中での会話です。

 

私:  声掛け訓練よりも本当に捜索するやり方がいいのではないか。

Kさん:まずは認知症の理解や啓発に力を入れるために声掛け訓練から。

    啓発活動として、RAN伴もいいなぁっと思ってるんです。

私:  RAN伴って走るやつ?なんか啓発っていうより走るだけで自己満足っぽくない?

Kさん:そんな事言ったら今やってることも自己満足やで。

私:  そっか(笑)

 

そう、行政や担当者が一生懸命考えてやるんですが、違う方向から見れば自己満足なのかもしれない。

RAN伴・認知症サポーター養成講座・徘徊模擬訓練・声掛け訓練・認知症啓発ウォークなどは、理解してもらうための手段なんです。

 

開催したことだけを結果として残すのではなく、どれだけの効果があったか。

 

最終目的は地域の方に認知症という病気を知ってもらい、認知症になっても地域で共に安心して生活していける。そんな街になることを目指している。

自己満足でもいいじゃないか。その活動が地域のためになっていくと思ってやっているんだから。

認知症であろうがなかろうが共に支えあえる街になればいいなぁ。

 

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